WINTER 2024 ONLINE
12月
C
ヘンリー・T・シェーファー(1854-1917)
針仕事
油彩 26x29.5cm
D
ヘオリヒウス・へーレバールト(1829-1915)
川辺の語らい
油彩 28x38.5cm
E
ジョン・F・パスモア(1820-1871)
オフィーリア
油彩 18x29cm
F
ジョルジュ・J・M・アケット(1854-1906)
出帆
油彩 100x65.5㎝
G
トーマス・O・ヒューム
田園風景
油彩 46x73cm
H
アンジェロ・アスティ(1847-1903)
赤のプロフィール
油彩 46x33cm
I
ジャン・F・ロフィアン(1820-1898)
アルプスの岩山
油彩 54x79.5cm
J
アンドレ・ダルジェラス(1828-1906)
蝶を追う
油彩 32x24cm
K
ジョン・ラズボーン(1750-1807)
佇む釣り人
油彩 19x15cm
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A ピエール=エドゥアール・フレール
Pierre-Édouard Frère(1819-1886)
フランスの風俗画家。1819年パリに生まれる。1836年パリ国立美術学校に入り、P・ドラロッシュのもとで描画法を学ぶ。1842年から1886年にかけてパリ・サロンに出品、数々の受賞を得た。1855年レジオンドヌール・シュバリエ勲章を受章。1868年から1885年にかけてロンドン・ロイヤル・アカデミーの定期展に28点出品した。イギリスでは、幼い子供たちを描いた作品が著名な批評家J.ラスキンに絶賛された。
現在、シャルトル、カーディフ、ハンブルク、シェフィールド、パリ国立版画収蔵館等の美術館に作品が収蔵されている。
B ジョゼフ・ポール・ペティット
Joseph Paul Pettitt(1812-1882)
イギリスの風景、海景画家。バーミンガムに生まれる。はじめはJ・V・バーバーに師事。息子のアルフレッドとチャールズはともに画業に入る。1850年代初めまでバ-ミンガムで活動。次いでロンドンに移る。1840年から1880年にかけてロイヤル・アカデミー、王立芸術家協会、英国美術院、王立バーミンガム芸術家協会で作品を発表した。王立芸術家協会会員、王立バーミンガム芸術家協会会員(1848年)。
現在、シェフィールド、ヨーク美術館、ナショナルトラストなどに作品が収蔵されている。
C ヘンリー・T・シェーファー
Henry Thomas Schafer (1854-1917)
イギリスの風俗、人物画家、彫刻家。1875年からロイヤル・アカデミー、王立芸術家協会、新水彩画協会、グロブナー・ギャラリー等の定期展に出品した。1889年王立芸術家協会会員に選出された。
本作品はニース美術協会展、フランコ=ブリティッシュ展(1908年、No.551)に出品された。
Ⅾ ヘオルヒウス・ヘーレバールト
Georgius Heerebaart (1829-1915)
オランダの風景、冬景色、街景画家。アムステルダムに生まれる。アムステルダムで制作し、素描の教師を務めた。アムステルダム、ハーグ、ロッテルダム、レーワルデン、フローニンゲン等の美術アカデミーの定期展に出品。田園地帯や田舎の風景、風物を17世紀以来の伝統的な描画法で制作した。
E ジョン・F・パスモア
John F. Pasmore (1820-1871)
イギリスの風俗、動物、肖像画家。1841年から1866年にかけてロイヤル・アカデミー、英国美術院、王立芸術家協会などの定期展に出品を続けた。パスモアの作品は、物語性のあるモティーフや田園地帯で生活する人々や動物たちの日常の様々な一断面をモティーフとした作風で知られている。夫人もパスモア同様に風俗画家として前述のような著名な美術団体で活躍した。
現在、ヴィクトリア&アルバート美術館等に作品が収蔵されている。
F ジョルジュ・J・M・アケット
Georges Jean-Marie Haquette (1854-1906)
フランスの風俗、肖像、風景、海景画家。画壇の大家J・F・ミレーやA・カバネルに師事する。1875年パリ・サロンにデビュー。1878年同サロンで特別賞、1880年第三席、1900年銅賞、1901年パリ万博で二等賞を受賞。セーブル窯付属装飾美術学校の教授を務めた。作品の多くに力強い筆致とドラマティックな要素を取り入れ、主題を強調する手法を用いている。
現在、ブレスト、ディエップ、ミュールーズ、ルーアン、セント・ルイス、シドニーの美術館等に作品が収蔵されている。
G トーマス・O・ヒューム
Thomas O. Hume
イギリスの風景画家。1864年から1893年にかけて、ロイヤル・アカデミーを主として、王立芸術家協会、英国美術院、バーミンガム王立芸術家協会等の定期展に出品した。はじめはロンドンで制作、次いでウェスト・サセックス州サウス・ハーティングに移った。ヒュームは英国の静かで、ゆるぎない田園 地帯の生活を一貫して描いた。兄のJ・H・ヒュームは風景画家で、妻のエディス・ヒュームは風俗画家であった。
H アンジェロ・アスティ
Angelo Asti (1847-1903)
フランスの肖像、風俗、静物画家。1890年から1901年にかけてパリ・サロンの定期展に出品。「憂い」1897年、「初夢」1897年、「夢」1900年は代表作とされる。アスティはフランスにおける女性をテーマとして描いた画家の中でもとりわけ個性的で魅惑的な女性描写にすぐれ、ポピュラーな人気を博した。
I ジャン・フランソワ・ロフィアン
Jean Francois Roffiaen (1820-1898)
ベルギーの風景画家。はじめはブリュッセルでF・マリナスとP・L・クーネンに描画法を学ぶ。次いでジュネーブに赴き、スイスで重要な風景画家の一人であったA.カラムに師事し、自然に対する姿勢を学んだ。ロフィアンはアルプス地方の自然に魅了され、長年に渡り当地に滞在した。
眼前の山々と対峙し続ける生活の中で、鋭い自然描写と清純な大気の表現を身につけ、アルプスの画家としての地歩を築いた。
現在、ブリュージュ、ブリュッセル、ルーアン、モントリオール、イーペル他の美術館に作品が収蔵されている。
J アンドレ・H・ダルジェラス
Andre Henri Dargelas (1828-1906)
フランスの風俗、肖像画家。ボルドーに生まれる。1854年パリ国立美術学校に入り、F・E・ピコのもとで描画法を学ぶ。1857年パリ・サロンに5点の風俗画を出品してデビューする。ダルジェラスの風俗画には子供の世界を主題とした作品が多く、19世紀の市民社会の日常生活にみられた微笑ましい一面を作品化した。
K ジョン・ラズボーン
John Rathbone(1750-1807)
イギリスの風景、水彩画家。チェスターに生まれる。1774年マンチェスターで初めて作品を発表した。以後ロンドンに移り、1785年より1806年にかけてロイヤル・アカデミー、王立芸術家協会等の定期展に作品を出品した。この間着々と風景画家としての地歩を固め、抒情的な作風を確立、主題や画面構成の類似点から18世紀イギリスの巨匠リチャード・ウィルソンになぞらえて「マンチェスターのウィルソン」と所呼ばれた。
現在、ヴィクトリア&アルバート美術館、大英博物館等に作品が収蔵されている。