
SPRING 2026 ONLINE
3月

C
ヘンリー・ジャッサム(1816-1869)
せせらぎで
水彩 42.5x31cm

D
テオドール・F・サルモン(1811-1876)
燭台に手を伸ばす女性
油彩 27x14cm

E
ジョージ・E・へリング(1805-1879)
オルタ湖の眺め
油彩 26x49.5cm

F
アン・M・ルイス
野辺の少女
油彩 35.5x61cm

G
アーサー・ヴェントナー
卓上の静物
油彩 28x40.5cm

H
マーシャス・シモンズ(1867-1909)
川の風景
20.5X35cm

I
ヤノス・P=モルナール(1878-1924)
花と茶器
油彩 39x46cm

J
マイルズ・B・フォスター(1825-1899)
渡河
水彩 55x85cm

K
アントワーヌ・E・ジョワンヴィル(1801-1849)
アルジェの女性たち
油彩 24x32cm
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A ギュスターヴ・ジャン・ジャッケ
Gustave Jean Jacquet (1846-1909)
フランスの肖像、風俗、水彩画家。パリに生まれ、サロンの大家W・A・ブーグローに師事するが、自らの描画法を求めて勉強を重ねた。1865年萬意作品《夢想》によってパリのサロンにデビュー。翌年、早くも注目を集める。この頃から古典作品に範を求めた肖像、風俗画に傾斜してゆく。1868年サロンにて第三席、1875年同一席受賞、1878年新たな発想の萬意作品《夢想》を発表、成功を収めた。1879年レジオン・ドヌール勲章を受勲。彼は終生、知的で優雅な女性美を追求し、独自の画業は広く知られている。
現在、パリ近代美術館をはじめ、ニューヨーク・メトロポリタン、シカゴ・アート・インスティテュート、ブロア、シャトー・ティエリー、ロッシェル等の美術館に収蔵されている。
B ジョルジョ・ルッケージ
Giorgio Lucchesi(1855-1941)
イタリアの静物、風景、人物画家。ルッカ美術アカデミーに入り、ルイジ・ノルフィーニに師事。1878年フィレンツェで初めて展覧会に出品した。いご、ローマ、トリノ、リボルノ、ミラノ、ヴェネツィア、ミュンヘン、パリなど各地で発表した。1895年ローマ万博、1897年と1899年ヴェネツィア・ビエンナーレ、1906年ミラノ万博に出品した。第一次世界大戦後、公式の場での発表を停止。ルッカ美術アカデミー会員。描く対象を凝視して描いた鋭い写実と趣味性に富んだ作品で知られる。
現在、ローマ国立近代美術館、ルッカ市立美術館等に作品が収蔵されている。
C ヘンリー・ジャッサム
Henry Jutsum (1816-1869)
イギリスの風景画家。ロンドンに生まれる。1839年 J・スタークに師事。初期には多くの水彩画を描いた。1836年から1869年にかけてロイヤル・アカデミー、英国美術院、王立芸術家協会、新水彩画協会等の定期展に出品。1843年新水彩画協会会員。
現在、ロイヤル・コレクション、ヴィクトリア&アルバート博物館等に作品が収蔵されている。
Ⅾ テオドール・F・サルモン
Theodore Frederic Salmon (1811-1876)
フランスの風俗、風景、動物画家。1811年パリに生まれる。1837年からフランスやイタリア各地を廻り制作する。絵画理論に明るく、古典絵画の写実性と19世紀アカデミズムの写実性との相違を理論的に研究した。また、庭園の装飾にも関心を示し、造園も手がけている。サルモンは農民の風俗や習慣、あるいは農場の動物たちとの生き様を静謐な作画態度で描き、バルビゾン派に近い作風の画家であった。
現在、アラス、アヴィニョン、シャルトル、ランス等の美術館に作品が収蔵されている。
E ジョージ・E・ヘリング
George Edwards Hering (1805-1879)
イギリスの風景画家。1805年製本屋の息子としてロンドンに生まれる。1829年頃ミュンヘンで学び、彼の後見人であるアースキン卿と共にスイス、ベニス、中近東へと制作旅行を行った。へリングはこの旅行で風景画家としての研鑽と多くの収穫を得た。また、この旅行で描いた作品の多くは旅行書の挿絵として用いられ評判を博した。7年にわたる旅行の後、1836年ロンドンに戻り、ロイヤル・アカデミー、英国美術院、王立芸術家協会等の定期展に出品を続けた。
現在、ヴィクトリア&アルバート、プリムス、ハンブルグ、メルボルン他の美術館に作品が収蔵されている。
F アン・M・ルイス
Anne Madeleine Lewis
イギリスの女流風景、花卉、水彩画家。1880年より1922年にかけてロイヤル・アカデミー、王立芸術家協会、王立バーミンガム芸術家協会等の定期展に出品した。1908年女流画家協会準会員。一時、フランスに渡り制作活動を行った。晩年はサセックスのプルボーロにて制作する。
G アーサー・ヴェントナー
Arthur Ventnor
イギリスの風俗、静物画家。はじめはイギリス東部のノーリッジで制作をしていたが、1903年ロンドンに移る。1896年から1904年にかけてロイヤル・アカデミーの定期展に出品した。ヴェントナーは正確な描写と筆致で特徴的な画面を作りあげた。
H マーシャス・シモンズ
Marcius Simons (1867-1909)
アメリカの街景、風俗画家。本格的な絵画技法を学ぶためパリに渡る。パリのアカデミーの巨匠ジェロームとターナーから主題や技法の上で強い影響を受けた。その後、ヨーロッパ各地や中東を回る。次いで作画活動の拠点をイギリスに置き、1891年からロイヤル・アカデミー等の定期展で作品を発表した。シモンズの代表作として北欧神話に取材した「ニーベルンゲンの指輪」の連作が知られている。
I ヤノス・P=モルナール
Janos Pentelei=Molnar (1878-1924)
ハンガリーの風景、静物、室内画家。はじめはミュンヘンやパリに出て描画法を学ぶ。次いでブダペストを制作の拠点として数々の作品を発表。緻密で滑らかな描写に加え、色彩によるハーモニーやリズム感がモルナールの個性を特徴づけている。
現在、ブカレストのシミュ美術館に作品が収蔵されている。
J マイルズ・B・フォスター
Myles Birket Foster (1825-1899)
イギリスの風景、肖像、版画家。16歳で木版画家の第一人者E・ランデルズに師事。雑誌パンチやイラストレーテッド・ロンドン・ニューズに版画や挿絵を寄稿した。1859年水彩画を描きはじめ、1862年王立水彩画家協会会員。1859年から1881年にかけてロイヤル・アカデミーの定期展に出品した。ドイツのライン川やイタリアでの取材では膨大なカラー・スケッチを描く。フォスターは田舎の風物を好んで描き、的確な運筆、仕上がりの完成度、自然で調和のとれた色彩においてヴィクトリア朝期の最も知られた水彩画家の一人とされている。
現在、アバディーン、ブラックバーン、グラスゴー、リバプール、シドニー、ロンドン・ヴィクトリア&アルバート美術館等に作品が収蔵されている。
K アントワーヌ・E・ジョワンヴィル
Antoine Edmond Joinville (1801-1849)
フランスの風景、風俗画家。パリに生まれる。1818年からパリ国立美術学校でエルサンのアトリエに学ぶ。1826年ルブランのサロンに出品してデビュー、次いでイタリアに移りベニス、ローマ、ナポリ、ジェノバと各地で制作活動を行った。1831年から最晩年の1849年までパリのサロンに毎回出品した。ジェノバに滞在中、ベリー公爵夫人の依頼でシシリー島とパレルモ、メッシーナの風景画を描き、それらのシリーズ作品は1833年から1835年にかけてサロンに出品された。また、北アフリカにも制作旅行をしており、アルジェリアやチュニジアの風物を描いたオリエンタリスムの作品は多くの評判をうけた。