
WINTER 2026 ONLINE
1月

C
ヘンリー・ジャッサム(1816-1869)
せせらぎで
水彩 42.5x31cm

D
テオドール・F・サルモン(1811-1876)
燭台に手を伸ばす女性
油彩 27x14cm

E
S・フィッチ
花束と苺のある静物
油彩 63x54cm

F
ジョージ・ヴィンセント(1796-c.1836)
森の中の陽だまり
油彩 127x101.5cm

G
セルキス・ディラニアン(1860-1900)
人形遊び
油彩 34x41cm

H
アントワーヌ・A・ブーヴァール(1870-1955)
ベニスの内運河
油彩 65x50.5cm

I
エディス・フィッシャー
レンジャクとベリー
油彩 25.5x30.5cm

J
アレクサンドル・R・ヴェロン(1826-1897)
遠くの陽光
油彩 80x116cm

K
アントワーヌ・E・ジョワンヴィル(1801-1849)
アルジェの女性たち
油彩 24x32cm
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A ギュスターヴ・ジャン・ジャッケ
Gustave Jean Jacquet (1846-1909)
フランスの肖像、風俗、水彩画家。パリに生まれ、サロンの大家W・A・ブーグローに師事するが、自らの描画法を求めて勉強を重ねた。1865年萬意作品《夢想》によってパリのサロンにデビュー。翌年、早くも注目を集める。この頃から古典作品に範を求めた肖像、風俗画に傾斜してゆく。1868年サロンにて第三席、1875年同一席受賞、1878年新たな発想の萬意作品《夢想》を発表、成功を収めた。1879年レジオン・ドヌール勲章を受勲。彼は終生、知的で優雅な女性美を追求し、独自の画業は広く知られている。
現在、パリ近代美術館をはじめ、ニューヨーク・メトロポリタン、シカゴ・アート・インスティテュート、ブロア、シャトー・ティエリー、ロッシェル等の美術館に収蔵されている。
B ジョルジョ・ルッケージ
Giorgio Lucchesi(1855-1941)
イタリアの静物、風景、人物画家。ルッカ美術アカデミーに入り、ルイジ・ノルフィーニに師事。1878年フィレンツェで初めて展覧会に出品した。いご、ローマ、トリノ、リボルノ、ミラノ、ヴェネツィア、ミュンヘン、パリなど各地で発表した。1895年ローマ万博、1897年と1899年ヴェネツィア・ビエンナーレ、1906年ミラノ万博に出品した。第一次世界大戦後、公式の場での発表を停止。ルッカ美術アカデミー会員。描く対象を凝視して描いた鋭い写実と趣味性に富んだ作品で知られる。
現在、ローマ国立近代美術館、ルッカ市立美術館等に作品が収蔵されている。
C ヘンリー・ジャッサム
Henry Jutsum (1816-1869)
イギリスの風景画家。ロンドンに生まれる。1839年 J・スタークに師事。初期には多くの水彩画を描いた。1836年から1869年にかけてロイヤル・アカデミー、英国美術院、王立芸術家協会、新水彩画協会等の定期展に出品。1843年新水彩画協会会員。
現在、ロイヤル・コレクション、ヴィクトリア&アルバート博物館等に作品が収蔵されている。
Ⅾ テオドール・F・サルモン
Theodore Frederic Salmon (1811-1876)
フランスの風俗、風景、動物画家。1811年パリに生まれる。1837年からフランスやイタリア各地を廻り制作する。絵画理論に明るく、古典絵画の写実性と19世紀アカデミズムの写実性との相違を理論的に研究した。また、庭園の装飾にも関心を示し、造園も手がけている。サルモンは農民の風俗や習慣、あるいは農場の動物たちとの生き様を静謐な作画態度で描き、バルビゾン派に近い作風の画家であった。
現在、アラス、アヴィニョン、シャルトル、ランス等の美術館に作品が収蔵されている。
E S・フィッチ
S.Fich(19Th Century)
デンマークの静物画家。著名な静物画家ヨハン=ローレンツ・イェンセン(1800-1856)に学ぶ。主に花と果物を主題に制作したとされるが、その作画活動については不明な点が多い。ただ、19世紀のアカデミー派の描画法と絵画思考を十分に身につけている。
F ジョージ・ヴィンセント
George Vincent(1796-c.1836)
イギリスの風景、海景、銅版画家。ノリッジに生まれる。著名なノリッジ派の風景画家ジョン・クロームに師事した。1816年J・B・クロームとパリに旅行。1817年ロンドンに移り、英国美術院の画家養成機関で学ぶ。1819年スコットランドへ取材旅行し大いに充実した時間を過ごす。1814年から1831年にかけてロイヤル・アカデミー、王立芸術家協会、英国美術院、ノリッジ芸術協会、英国画家協会等の定期展に出品した。イギリスの地方画派として知られた「ノリッジ派」の重鎮であった。
作品は現在、大英博物館、ヴィクトリア&アルバート、ノッティンガム、シェフィールド、ノリッジ・キャッスル美術館等に収蔵されている。
G セルキス・ディラニアン
Serkis Diranian (1860-1900)
トルコの肖像、風俗、風景画家。1860年イスタンブールに生まれる。初めはイスタンブールの美術アカデミーに学び、次いでパリに移住、J・L・ジェロームに師事した。ディラニアンが描くエレガントな肖像画や風景画、イスタンブールを眺望する作品などは、少ない色の絵具により落ち着いた雰囲気の画面に仕上げている。
1892年にパリ・サロン特別賞を受賞、1900年にはパリ万国博に出品した。
H アントワーヌ・A・ブーヴァール
Antoine Auguste Bouvard (1870-1955)
フランスの風景画家。イゼールに生まれる。パリ美術学校でC.デュファスのもとで絵画と建築を学ぶ。はじめは建築関係の仕事に従事し、セーヌ河の整備やモーランド大通り、労働組合センターの建設でディレクターを勤めたが、フランスの著名な風景画家フェリックス・ズィアン(1820-1911)に心酔していたブーヴァールは画業を志し、南フランス各地を回り制作を続けた。次いで、ベニスを描いたズィアンの影響から当地を描くようになり、ベニスの黄金の光と輝き、建物の構成などに個性的な臨場感を生みだした。彼のベニス風景作品は画家としての地歩を決定づけ、もっとも人気のある主題として知られている。
I エディス・フィッシャー
Edith Fisher
イギリスの女流風景、水彩画家。1896年からサリー州ウェイブリッジに住み、1925年にはロンドンに移った。おもに1894年から1926年にかけてロンドン・ロイヤル・アカデミー、リバプール・ウォーカー美術館、王立水彩画家協会等の定期展に作品を発表した。フィッシャーの作品には、19世紀英国ヴィクトリア時代に特有な雰囲気や市民社会の規範といった美意識が色濃く反映されている。
J アレクサンドル・R・ヴェロン
Alexandre Rene Veron (1826-1897)
フランスの風景画家。サロンの大家で歴史画の第一人者P・ドラロッシュに師事。1848年パリ・サロンにデビューし、フォンテーヌ・ブローの森を主題とした作品を発表。1863年サロン出品作をフランス政府に買い上げされた。特徴的な運筆と叙情的な画面はバルビゾン派の感性に通じC・F・ドービニーとの類似性を感じさせる。バルビゾン派のT・ルソーやJ・デュプレらの影響を受けたとされる。
現在、リヨン、ル・マン、ナント、ペリグー等の美術館に作品が収蔵されている。
K アントワーヌ・E・ジョワンヴィル
Antoine Edmond Joinville (1801-1849)
フランスの風景、風俗画家。パリに生まれる。1818年からパリ国立美術学校でエルサンのアトリエに学ぶ。1826年ルブランのサロンに出品してデビュー、次いでイタリアに移りベニス、ローマ、ナポリ、ジェノバと各地で制作活動を行った。1831年から最晩年の1849年までパリのサロンに毎回出品した。ジェノバに滞在中、ベリー公爵夫人の依頼でシシリー島とパレルモ、メッシーナの風景画を描き、それらのシリーズ作品は1833年から1835年にかけてサロンに出品された。また、北アフリカにも制作旅行をしており、アルジェリアやチュニジアの風物を描いたオリエンタリスムの作品は多くの評判をうけた。